不眠症やうつ病、自律神経失調症などの精神疾患

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ストレスによる不眠症のメカニズム

ストレスと不眠症は、密接な関係にあり、ストレスが原因で眠れなくなる事を、ストレス性睡眠障害といいます。
人間がストレスを感じると、交感神経という器官が活発になり、副交感神経のはたらきが弱くなってしまいます。
この副交感神経がうまくはたらかないことで、不眠症になってしまうと言われています。
交感神経というのは心や身体を緊張状態にする役目を持ち、副交感神経は逆にリラックスさせる役目を担っています。
ストレスを受けると、脳が興奮してノルアドレナリン(ノルエピネフリン)やドーパミンなどの興奮物質が分泌され、大脳が熱を帯びます。それにより脳を休める態勢に入れなくなってしまい、睡眠をいくらとっても浅い眠り(レム睡眠)が長くなってしまい、深い眠り(ノンレム睡眠)に入れなくなってしまうのです。

「自律神経失調症」、そして「うつ病」。

ストレスを過剰に感じると交感神経と副交換神経のバランスが乱れ、不眠症になってしまうことは理解していただけたと思います。
しかし、ストレスによるその2つの神経の乱れは、更に恐ろしい症状を引き起こしてしまうのです。
それが「自律神経失調症」、そして「うつ病」です。
実は、交感神経と副交感神経というのは自律神経という部分が司っています。
自律神経が乱れると不眠症だけでなく、めまいや耳なり、食欲不振、激しい物忘れなども引き起こします。
そのような自律神経の乱れによって様々な症状が出てしまうのが自律神経失調症です。
自律神経失調症になってしまうと、日常生活に大きな負担をかけ、もちろん夜も眠れなくなり、休まる時間がなくなってしまいます。
そのような状況が続くと、心や身体に掛かるストレスは拍車をかけ、病状が悪化し、うつ病にかかってしまうのです。
つまり、自律神経失調症はうつ病の始まりといっても過言ではありません。
多くのうつ病患者が、自律神経の乱れのメカニズムを知らずに、仕事やプライベートなどの日常生活だったりからくるストレスの我慢を繰り返し、気がついたらうつ病になってしまうのです。